黒人主義と世界と脳。

私は個人的には、黒人に良いイメージがあった。

マンデラマルティンルーサーキング。暴力を否定し、自らの国を平等にしようと努力した。またジャズやスポーツにおいては、黒人は英雄的である。また、母なる大地たるアフリカ大陸で、我々の文化の原点を残し続ける彼らの生活は、ある意味では見習う部分すらあるだろう。

しかしながら。我々は、例えば数学者や科学者に黒人がいない事をゆゆしい事だと思うべきだろうか。

例えば。ジャズ奏者に日本人が慣れないことに差別だと言って良いだろうか。あるいは、サッカー、バスケや陸上競技に日本人が良い成績を残さないことは差別なのか?

学者や教授とは得てして実績を持たなければならない。これはある意味で、スポーツと同じだ。村山斉先生はこの事を揶揄しい事態だと捉えているようだが、彼のような稀代の天才はそうそういない。それを客観的に捉えることのできない科学者だったのかと思うと、少し悲しく思った。

さて、BLM運動が吹き荒れ、アメリカは騒然としている。暴力を行使してシアトルを占拠したり。ネットを見ると結構暴力シーンが出てくる。

警察を叩くが、例えばテーザーガンを奪われた警察が射殺した事件を冷静に振り返ると、これは撃つ方が正解だったろう。警官も人間。はっきり言って怖いのである。また、この世の中は法律と公共の利益の最大化というテーマの元で動き、そして流れ続ける。警察はその公共を守り、より多くの人が利益を得るために動くのである。

自分に置き換えて物事を考えるべきだ。世の中はそう簡単にはできていないし、黒人と分かり合えないなら、残念ながら内戦もやむなし。これはある意味で歴史の流れともいえる。それを黙って見ていれば、それこそ、白人やその他の人への差別であり、黒人の平等ではなく、黒人の優遇となってしまう。

我々は、深く考え、彼らの立場にも、警察や白人の立場にもならねばならない。そこで、はっきりと見えてくるものがある。脳は人を殴るためのものではない。平等が暴力によってのみにはたされると本気で思っているのであれば、アメリカは軍隊を出さざるを得ないといえる。

さて、コロナウイルスもこれを機に蔓延するであろう。世界最強の座はきっと中国に移る。そして、世界は大混乱に陥ってしまうだろう。

一方。トランプ、バイデンどちらにも疑惑は乱立し、結局私だったら入れるとしたらトランプぐらいなもので、どっちもはっきり言って真っ黒である。ロシアがバックにいる可能性があり、またユダヤ人系の支援があると思われるトランプ。ケニア国籍だったと言われるオバマの下で働き、性癖はどうやらロリータコンプレックスのバイデン。カオスだ。

私は、はっきり言って歴史の流れとしてアメリカはある意味で左派との戦争に入りつつある。腑抜けた政治は、まるで三角関数のように定期的に現れるものだ。耐え忍ぶしかないが、取り返しのつかない事にならなければ良いと思う。

 

私は、ただただ、また友人と飲み交わし、物理の議論と部活がゆっくりとできれば良いのだが。