DOUBT

今回は題名の通り最近感じたちょっとした疑念を記したい。

某巨大サイエンスイベントで出店する教授が知り合い(というか遠い高校の先輩)なのだが、今回は母校(中高一貫)から中学生が何人か派遣されてくる。

僕は一般入試だが、このようなイベントに参加することでどうやらao入試で大分有利になることがあるらしい。僕の友人もこれの恩恵を受けた。彼は圧倒的な学力を持っていたので何の入試で入ろうが関係なかったが、これがギリギリの人間だと結構不満がある(僕だけか?)。

なぜなら、ぶっちゃけると面接があるためフェアとは言い難いからである。たかが20分やそこら喋っただけで、その人の研究意欲と人となりがわかるとは大層なカウンセラである。彼らはすぐに心理学の教授になるべきだ。入った方々には無論言い難いし申し訳ないと思うが、僕の持論では本気でその大学で勉強したいなら大学受験の勉強なんて本気でできるだろう。

なぜこのようにこの入試制度を忌み嫌っているかといえば、僕もao入試を受けて落第してるからである。僕に研究意欲がないと言われればそれまでだが、対策は意欲のある大学の研究室は先生が紹介したものになるし、まるで茶番である(コレで受かる人間がいるらしい)。受かる人がいると聞いた時、そしてその上で落ちた時茶番合戦で負けただけだなと思ってしまったのは必然とも言えた。

本題に戻ると彼らは彼らが本気でそのイベントを探してやろうという訳ではなく、先生が興味がありそうな子を強制送還しているようだ。

疑念しか湧かない…

ao入試とは、本気でその大学の研究をしたいというずば抜けた研究意欲のある人間が通るもので、学校の方針で受かるものではないだろう。

このような事を平然とする尊敬していた母校の教師に、少しだけ落胆した時であった。

最後にこれらは決してao入試入学者を嫌っている訳では無い。彼らの予備知識は目を見張るものがあるし、良い人ばかりである。私が嫌うのは『 入試制度』であることを心に留めていただきたい。